イングランド旅行記2007 18 ポートベロー・マーケットへ ”2ペンスを鳩に”
バービカン・センターのコンサート,予約は入れてありますが,チケットはまだpick upしていません。
ランチを取る前に,box officeでチケットを手に入れることにします。
最寄駅はバービカンですが,セントラル・ラインのセント・ポール駅まで行き,後は500m程ですので歩くことにします。
セント・ポール駅には,木製のエスカレーターがあります。
それで地上まで出て,振り返るとビルの合間にセント・ポール寺院の勇姿が目に入ります。
この名前を聞くと,映画“メアリー・ポピンズ”の中で歌われていた曲,“2ペンスを鳩に”,そして“Tuppence, tuppence , tuppence a bag. “と悲しげに歌う老婆の姿を思い出してしまいます。
バービカン・センターは,いわゆるシティ・オブ・ロンドンと呼ばれるエリアにあります。
イングランド銀行を始として金融の中心地になっています。
そのため,駅から向かう途中にはロンドンとは思えない高層ビルディングがそびえ立っています。
ギルドとしての伝統でしょうか,スコットランド・ヤードとは別の警察組織を持ち,市長も別に選ばれているようです。
王室がシティに立ち入るには市長の許可が要るとのことでした。
頑なまでに伝統を固持している,イングランドらしいエピソードでかと思います。
バービカンセンターの地下駐車場の入り口には,誇らしげにシティ・オブ・ロンドンの紋章が掲げら
れていました。
by travelsketch
| 2010-11-04 21:40
| イングランド旅行記2007