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写真で綴る旅行記

オルチャ渓谷旅行記2007 24 サンタンティモ修道院へ フォルテ・ピアノの矢野康世

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修道院の中に入っていきます。
こじんまりしていますが,とても天井が高いホールです。
音が響き渡りそうです。思ったよりも多くの聴衆で埋まっています。

よく見ますと,前の方が指定席で後ろは自由席になっています。
私のチケットには席の番号がなかったので,自由席の前の方に座ります。

今日のコンサートには,フォルテピアノの矢野康世とバロックバイオリニストのジュリアーノ・カルミニョーラの共演になります。
日本でもこの二人でコンサートを開いていますので,ご存知の方も多いのではないでしょうか。

定刻より少し遅れて,二人が登場してきました。
演奏する曲目はモーツアルトのバイオリンソナタ第28番変ホ長調,ベートーベンのバイオリンソナタ第8番ト長調,シューベルトのソナタD408になります。

オルチャ渓谷旅行記2007 24 サンタンティモ修道院へ フォルテ・ピアノの矢野康世_b0178479_2257213.jpg

演奏が始まります。バイオリンの音が修道院内に響き渡ります。
ピアノはちょっと小さめのフォルテピアノです。このフォルテピアノという楽器は初めて知りました。

コンサート中はずっとチェンバロだと思っていました。
しかし,筐体が少し大きいので,チェンバロではないのだろうかと疑問に思っていました。
何れにしても,チェンバロもフォルテピアノも教会で聴くにはちょうど良い音色です。

そしてバイオリンの音色も,フォルテピアノにとても合ったものでした。
バイオリンと言っても,出し方によってこんなに違った音色になるのか,その対応の幅の広さに感心してしまいました。
バロックバイオリニストの評判は伊達には付いてないようです。
by travelsketch | 2010-07-02 23:02 | オルチャ渓谷旅行記2007