香港旅行記2008 9 清水湾郊野公園と発記海鮮酒家
将軍澳を過ぎた辺りから,清水湾郊野公園の地域に入っていきます。
英国の統治下にあっただけあって,ウォーキングの習慣が根付いているのでしょうか。
香港島ですと香港仔郊野公園,そして半島側ではこの清水湾郊野公園辺り。
何本かコースも整備されているようでした。
ここら辺りまでくると,気温も数度下がっている気がします。
暑くて歩く気も起きない尖沙咀を出て,ウォーキングというのも良いかもしれません。
次回の滞在時のテーマに良いかもしれません。
清水湾郊野公園も過ぎて,布袋澳が近付いてきます。
とあるバス停の脇で下ろされました。
その脇の道を降りていくとお目当ての店に到着するよ,とタクシードライバーは教えてくれました。
感謝です。
道をしばらく下っていきます。周りの雰囲気は,寂れた漁村です。
売り物なのか分からない状態で,魚の干し物が道路脇に並んでいます。
嫌いではないので構わないのですが,とても強い匂いが辺りに立ち込めています。
こんな所に海鮮料理のお店があるのか,不安になって来た時に見たことのある廟が目に入ってきました。
この道で良かったようです。
気を取り直して先に進むと,発記海鮮酒家の看板が目に入ってきました。
表だけ見ると普通の民家のようです。
大丈夫なのでしょうか。
ドアを開け,中に入ります。お店の中をすり抜けると,海に面した場所に出ます。
良く言えばオープン・テラス,悪く言うとテント村。そこが,ダイニングのようです。
爽やかな風が吹き抜けていきます。そして,爽やかな光に溢れています。
尖沙咀から20kmしか離れていません。
こんな場所が,同じ半島にあるとはとても思えませんでした。
お店の外観を見た時は,どうなるのか心配してしました。
ごめんなさい。とても良いシチュエーションのお店でした。
by travelsketch
| 2009-05-31 21:50
| 香港旅行記2008