写真で綴る旅行記 my travel sketch

カタルーニャ地方旅行記2002 51 Figuerus へ

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さて,今日の宿泊地であるフィゲラスに向かいます。
お店の人にAP-7への入り方を何度も確認して来ましたので,いたってスムーズに入ることが出来ました。
今回で大体の土地勘は把握しましたので,次回は迷わなくとも済むのではないでしょうか。
絶対に再訪を果たしたいお店です。

さてフィゲラスです。距離にして100kmほど。
殆どAP-7を走りますので,時間にして1時間ちょっとで着く距離です。
順調にAP-7を走り,Exit 4でN-Ⅱに下ります。N-Ⅱを北上すると,N-260と交差します。
ここで左折し,西に進むべき所を右折してしまいました。
カダケスの方に向かって進み始めてしまいました。結果,当然のごとく道に迷ってしまいました。


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だんだん道が寂しいところに入っていきます。
直ぐにフィゲラスの街中に入っていくはずなのに,その街が出てきません。
走っても走っても出てこないのです。
さすがにおかしいと思い,ちょうどガソリンスタンドがありましたので入って尋ねることにしました。

お店の人に地図を見せて,ここに行きたいが今どこにいるのか,そして,どの様に行けばよいのか聴きました。
聞いた途端に,お店の人は困った顔をしました。かなり外れた所にいるため,説明の仕様がないようです。
すると,後ろにいた人が話し掛けてきました。
どうやら,その人はこれから私の目的地であるMas Pauの方面に向かうようです。
後ろを着いて来いと言われました。感謝,感謝です。
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# by travelsketch | 2014-07-30 19:27 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 50 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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次の一皿も良かったです。
鶉のソテーですが,これも火の入り具合が最高でした。
表面はパリパリと,そしてソースが焦げたところ等はちょうど焼鳥の香ばしさです。
この懐かしくなってしまう香ばしさと,下に敷いてあるマッシュポテトがとてもよい調和を醸し出しています。

この皿で料理は終わりますが,ここまで火加減,お皿の構成,目に訴えるプレゼンテーション,味加減,全てにおいて完璧です。
どうすれば,これだけパーフェクトに仕上げることが出来るのか。とても信じられません。

そう感心しているところに,シェフのサンティが挨拶に来てくれました。
びっくりして,“とても素晴らしかったです”,としか言えませんでした。
もっと伝えたいことは沢山あったのですが。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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完璧な料理の最後を締めくくるのは,デザート3皿です。
ソルベとトッフィーは定番のようです。
次回の訪問の時にも出てきました。
カラメルの味は大好きなので,トッフィーはとても印象に残りました。

ここまで10皿。
かなりお腹が苦しくなっていますが,デザートまで完食しました。
勿論,パンの類は殆ど取っていません。
何れもおいしそうなパンばかりで,残すのはとても忍び難かったです。

14:00に食べ初めて,既に17:00を回っています。
3時間以上経っていますが,あっという間の出来事に思えてしまいます。

2つ星と3つ星ではこんなにも違うのものでしょうか。
この時,完全に3つ星の料理に嵌まってしまいました。
この時以来,訪問地に3つ星があれば,絶対外さないようになりました。
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# by travelsketch | 2014-01-24 20:04 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 49 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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3皿目はキャセロールに入ったコンソメスープです。
前の皿が3身一体となった味わいでしたが,この皿は凝縮されたおいしさが真っ向からぶつかってきました。

透き通ってはいませんが,それだけ凝縮された証拠であると思いました。
日本料理では大阪“梅市”の出汁,中国料理では香港の“Yan Toh Heen”の清湯が,私がこれまで味わったことのあるスープで最高のものと思っていました。
種類が違うので単純比較は出来ませんが,この二つに勝るとも劣らないものがありました。

フォアグラの火の通り具合もちょうどでしたし,タピオカのような物もスープを吸ってちょうど良いアクセントになっています。
食べ終わってしまうのが勿体ない,そう思わせる一品でした。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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4皿目はセントージョ(クモ蟹)を使った一皿です。
市場を覘くたびに気になっていた蟹です。

5皿目はカタツムリを使った一皿です。
この2皿は,先程のようなインパクトはありませんが,十分最高のレベルを保っています。
カタツムリも抵抗なく食べられることが出来ました。
むしろ,おいしかったです。

6皿目は鳩を使っています。
ひと頃,意地になって鳩を頼んでいた時期があります。
何れの皿もレバーのような臭みが残っており,心からおいしいと感じることはありませんでした。

しかし,この鳩は違います。
絶妙な半生状態に仕上がっていますが,全然臭みを感じません。
旨味だけが舌に残っていきます。
この火加減には感心してしまいました。
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# by travelsketch | 2014-01-24 19:17 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 48 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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勧めてくれたワインは,とてもおいしかったです。
特に2皿目の魚料理との相性は最高でした。
ワインが料理のおいしさを倍増させてくれることを,この時初めて体験しました。

そしてソムリエの人は,二皿目を食べている途中にやってきて,一言。
”どうですか,料理に合うでしょう”と語り掛けてくれました。

“とてもおいしいし,料理にぴったり。”というようなことを答えると,とても嬉しそうに,そして“言ったとおりでしょう”と言わんばかりに頷いていました。
そして,その笑顔がとても可愛らしかったです。

きっと,お客さんから勧めたワインが最高だよって言ってもらえるのが,彼の一番の幸せなんでしょうね。
それに対して,こうやって係わってもらえるのが,お客としての私の喜びでもあります。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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ソムリエを含めたサービスは最高でしたが,料理はそれを上回る出来でした。

1皿目のタパスは,金色の皿が目にも鮮やかなプレゼンテーション。

2皿目はワインがおいしさを倍増させてくれた,鮭を扱った一皿です。
ふんわりと柔らかく,しかも味を逃がさない仕上げになっています。
そして,ソースの中にゲル状の粒が入っており,その中に鮭の旨味が仕込んであります。
鮭,ソース,そして旨味の粒が相まって,素晴らしい仕上がりになっています。

この一皿で,すっりシェフ:サンティイ・サンタマリアの魔法に落ちてしまいました。
これが3つ星の実力なのでしょうか。
次の皿が楽しみです。
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# by travelsketch | 2014-01-24 19:07 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 47 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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新しいホールは,黒を基調としたモノトーンでまとめられています。
とても,スタイリッシュでクールです。
サーブしてくれたのは,黒いスーツで身を固めた女性の人でした。
にこやかな笑顔がとても心地よい人でした。

数年後の印象と比べてしまいます。
クールな雰囲気のホールが,にこやかな対応と相まって心地よさを感じさせた今回と,冷たい対応を増幅させてしまった数年後。
同じホールでも,対応してくれる人によってこんなにも受ける印象が変わってしまうのですね。

サービスってとても重要なファクターであることを,再認識させられました。
楽しみにして訪れますが,多大な出費も伴う3つ星です。
波は無いようにして欲しいです。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
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料理はテイスティング・メニューで頼みました。
ワインは,魚,コンソメ,蟹,カタツムリと続きますので,白を頼むことにしました。

ソムリエの人にどんなワインが好きなのかを伝え,今日のメニューに合ったワインを勧めてほしいとお願いしました。
すると,日本ではサントリーが扱っているTorresの“Fransola” を勧めてくれました。

それまで知らなかったのですが,トーレスはバルセロナ近郊のベテネスで造っているようです。
サントリーの取り扱い一覧にはありませんでしたので,日本には入っていないのでしょうね。

そして彼に,“フルボトルは全部飲めないよ”と言ったところ,“半分だけで構わない”と言ってくれました。
この様な柔軟な対応をしてもらえると,嬉しくなってしまいます。
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# by travelsketch | 2014-01-24 18:59 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)