写真で綴る旅行記 my travel sketch

<   2014年 01月 ( 50 )   > この月の画像一覧

カタルーニャ地方旅行記2002 50 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_203537.jpg


次の一皿も良かったです。
鶉のソテーですが,これも火の入り具合が最高でした。
表面はパリパリと,そしてソースが焦げたところ等はちょうど焼鳥の香ばしさです。
この懐かしくなってしまう香ばしさと,下に敷いてあるマッシュポテトがとてもよい調和を醸し出しています。

この皿で料理は終わりますが,ここまで火加減,お皿の構成,目に訴えるプレゼンテーション,味加減,全てにおいて完璧です。
どうすれば,これだけパーフェクトに仕上げることが出来るのか。とても信じられません。

そう感心しているところに,シェフのサンティが挨拶に来てくれました。
びっくりして,“とても素晴らしかったです”,としか言えませんでした。
もっと伝えたいことは沢山あったのですが。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_2023373.jpg


完璧な料理の最後を締めくくるのは,デザート3皿です。
ソルベとトッフィーは定番のようです。
次回の訪問の時にも出てきました。
カラメルの味は大好きなので,トッフィーはとても印象に残りました。

ここまで10皿。
かなりお腹が苦しくなっていますが,デザートまで完食しました。
勿論,パンの類は殆ど取っていません。
何れもおいしそうなパンばかりで,残すのはとても忍び難かったです。

14:00に食べ初めて,既に17:00を回っています。
3時間以上経っていますが,あっという間の出来事に思えてしまいます。

2つ星と3つ星ではこんなにも違うのものでしょうか。
この時,完全に3つ星の料理に嵌まってしまいました。
この時以来,訪問地に3つ星があれば,絶対外さないようになりました。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-24 20:04 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 49 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_1917892.jpg


3皿目はキャセロールに入ったコンソメスープです。
前の皿が3身一体となった味わいでしたが,この皿は凝縮されたおいしさが真っ向からぶつかってきました。

透き通ってはいませんが,それだけ凝縮された証拠であると思いました。
日本料理では大阪“梅市”の出汁,中国料理では香港の“Yan Toh Heen”の清湯が,私がこれまで味わったことのあるスープで最高のものと思っていました。
種類が違うので単純比較は出来ませんが,この二つに勝るとも劣らないものがありました。

フォアグラの火の通り具合もちょうどでしたし,タピオカのような物もスープを吸ってちょうど良いアクセントになっています。
食べ終わってしまうのが勿体ない,そう思わせる一品でした。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_191716100.jpg


4皿目はセントージョ(クモ蟹)を使った一皿です。
市場を覘くたびに気になっていた蟹です。

5皿目はカタツムリを使った一皿です。
この2皿は,先程のようなインパクトはありませんが,十分最高のレベルを保っています。
カタツムリも抵抗なく食べられることが出来ました。
むしろ,おいしかったです。

6皿目は鳩を使っています。
ひと頃,意地になって鳩を頼んでいた時期があります。
何れの皿もレバーのような臭みが残っており,心からおいしいと感じることはありませんでした。

しかし,この鳩は違います。
絶妙な半生状態に仕上がっていますが,全然臭みを感じません。
旨味だけが舌に残っていきます。
この火加減には感心してしまいました。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-24 19:17 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 48 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_1971062.jpg


勧めてくれたワインは,とてもおいしかったです。
特に2皿目の魚料理との相性は最高でした。
ワインが料理のおいしさを倍増させてくれることを,この時初めて体験しました。

そしてソムリエの人は,二皿目を食べている途中にやってきて,一言。
”どうですか,料理に合うでしょう”と語り掛けてくれました。

“とてもおいしいし,料理にぴったり。”というようなことを答えると,とても嬉しそうに,そして“言ったとおりでしょう”と言わんばかりに頷いていました。
そして,その笑顔がとても可愛らしかったです。

きっと,お客さんから勧めたワインが最高だよって言ってもらえるのが,彼の一番の幸せなんでしょうね。
それに対して,こうやって係わってもらえるのが,お客としての私の喜びでもあります。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_1971527.jpg


ソムリエを含めたサービスは最高でしたが,料理はそれを上回る出来でした。

1皿目のタパスは,金色の皿が目にも鮮やかなプレゼンテーション。

2皿目はワインがおいしさを倍増させてくれた,鮭を扱った一皿です。
ふんわりと柔らかく,しかも味を逃がさない仕上げになっています。
そして,ソースの中にゲル状の粒が入っており,その中に鮭の旨味が仕込んであります。
鮭,ソース,そして旨味の粒が相まって,素晴らしい仕上がりになっています。

この一皿で,すっりシェフ:サンティイ・サンタマリアの魔法に落ちてしまいました。
これが3つ星の実力なのでしょうか。
次の皿が楽しみです。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-24 19:07 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 47 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_1858429.jpg


新しいホールは,黒を基調としたモノトーンでまとめられています。
とても,スタイリッシュでクールです。
サーブしてくれたのは,黒いスーツで身を固めた女性の人でした。
にこやかな笑顔がとても心地よい人でした。

数年後の印象と比べてしまいます。
クールな雰囲気のホールが,にこやかな対応と相まって心地よさを感じさせた今回と,冷たい対応を増幅させてしまった数年後。
同じホールでも,対応してくれる人によってこんなにも受ける印象が変わってしまうのですね。

サービスってとても重要なファクターであることを,再認識させられました。
楽しみにして訪れますが,多大な出費も伴う3つ星です。
波は無いようにして欲しいです。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_185983.jpg


料理はテイスティング・メニューで頼みました。
ワインは,魚,コンソメ,蟹,カタツムリと続きますので,白を頼むことにしました。

ソムリエの人にどんなワインが好きなのかを伝え,今日のメニューに合ったワインを勧めてほしいとお願いしました。
すると,日本ではサントリーが扱っているTorresの“Fransola” を勧めてくれました。

それまで知らなかったのですが,トーレスはバルセロナ近郊のベテネスで造っているようです。
サントリーの取り扱い一覧にはありませんでしたので,日本には入っていないのでしょうね。

そして彼に,“フルボトルは全部飲めないよ”と言ったところ,“半分だけで構わない”と言ってくれました。
この様な柔軟な対応をしてもらえると,嬉しくなってしまいます。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-24 18:59 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 46 Can Fabesにて

Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_18363521.jpg


さて,楽しい時間の始まりです。
実はミシュランの3つ星レストランを訪れるのは,この時が初めてでした。

前年に,イタリアで2つ星の“ダ・カイノ”,“アルノルフォ”,パリで“ジャマン”,“アストール”を訪れていましたが,3つ星は未体験でした。

ちなみに一番最初に訪れた星付きレストランは,“ジャマン”,“アストール”です。
ジョエル・ロブションが憧れでした。
勿論,96年に引退していますので,その料理を体験することはできません。

それならば,それを引き継ぐ一緒に働いていた弟子達のお店を訪れてみたい,そう思いました。
そこでグルマン・ピュスのグルメ紀行を参考にして選んだのが,ブノワ・ギシャールとエリック・ルセルフの二人の弟子です。


Can Fabes,San Celoni,Catalunya
b0178479_18364416.jpg


さて話を“カン・ファベス”に戻します。
車はお店の前に路註しました。
何処に停めたらよいかレセプションの人に聴いたところ,そのように指示されました。
次回の訪問の時に分かったのですが,ちょっと戻った所にガレージのような時間貸しの駐車場が在ります。
しかしこの時は,同じように何台も路註していました。

私が訪れた時は,Innovationと題して,ホテルを併設したりしている真っ最中でした。
ガストロミー・パックと称して,ホテルと食事をセットにしたものもHPには掲載してありました。

レストランのホールもスタイリッシュな新しいホールと,石造りの古いホールの2つに分かれています。
私は,新しい方のホールに案内されました。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-24 18:36 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 45 Can Fabes へ lost my way

Parador de Cardona
b0178479_1184615.jpg


困った時は周りの人に聴くのが一番です。
たまたま通り掛った,年配の夫婦に尋ねました。

目的地から遠く外れてしまったようで,持っている地図では分かりませんでした。
そのため,次の交差点からの行き方を,一生懸命口頭で教えてくれます。
自分では分かったつもりになって車に戻り,動き出そうとしました。

おじさんは,そんな私を心配そうに見ていました。
そして一人では辿り着けないと,思ってくれたのでしょう。
奥さんに先に行っているように言い,私の車に乗り込んでくれました。
そして,交差点の度に指示してくれました。

私の理解とは全く違った道を通り,カン・ファベスに到着しました。
彼がいなければ,辿り着けなかったでしょう。
本当に,ありがとうございます。


Parador de Cardona
b0178479_119236.jpg

[PR]
by travelsketch | 2014-01-19 11:10 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 44 Can Fabes へ lost my way sanpo

Parador de Cardona
b0178479_111211.jpg


今日は,モンセラットに行った後,“カン・ファベス”で昼食を取る予定でいました。
しかし,少しのんびりし過ぎたようです。
モンセラットに立ち寄る時間が無くなってしまいました。
残念ですが,割愛することにします。

昨日来た道を戻っていきます。
C-55 でマンレーサまで行き,C-16に入ります。
そして,C-16をバルセロナ方面に進みます。

しばらく行った所で,右手に変な形をした山が見えてきました。
モンセラットの一角でしょうか。
色は灰色から黒に近いですが,形は“炎(ほむら)立つ”という言葉が思い浮かんできます。
遠くからでもその奇岩を十分楽しめました。
と言いますか,遠くから見て初めてその形がよく分かると思いました。


Parador de Cardona
b0178479_1114863.jpg


Tarresaが近付いて来た所で,C-58 に入ります。
10kmほどC-58を行き,AP-7に合流します。
後は,40kmほどAP-7を走ります。
そして,Exit 11を降りればサン・セローニに到着です。
ここまでは,至極順調でした。

C-61に入り,Major通りを進みます。
そのまま進めばよかったのですが,最後の交差点でCampins通りに左折していまいました。
そして,目的地をからどんどん離れていってしました。

周りは,商店街から住宅街に変わってきています。
さすがにおかしいことに気が付きました。

地図を見直してみますが,現在地が分からなくなっているので意味がありません。
予約の時間は過ぎてます。さて困ってしまいました。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-19 11:01 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 43 カルドナへ Parador de Cardona

Parador de Cardona
b0178479_10374617.jpg


この時期,日の入りが17:30で日の出が8:20です。
前日は,ワインを飲んだ後,直ぐに寝付いてしまいました。
ぐっすり眠れましたので,8時頃には目が醒めていました。

昨日は暗くて回りがよく分かりませんでしたので,お城の中を少し散歩してみることにします。
歩いてみて思ったのですが,人の気配がありません。
寒い時期なので,お客の入りが悪いのでしょうか。
閑散とした雰囲気で,寂しくなってきます。

お城の中も,中世の雰囲気溢れることを期待していました。
しかし,工事中のところが多く,雰囲気のかけらもありません。
中世を感じさせてくれるのは,外から見た城壁だけでしょうか。
ちょっと失敗のパラドールでした。


Parador de Cardona
b0178479_1038494.jpg


このパラドールに泊まりたくて,わざわざ回り道をした訳です。
しかし,その価値があったかというとはなはだ疑問が残ってしまいます。

昨日のレストランの選択といい,ホテルの選択といい,非常に後悔が残りました。
思い込みや偏った判断に因ることなく,様々な情報から正しい判断をしなければならないことを教えてくれた様です。

ヴィーア・ヴェネト ではなくサン・パウで食事を取り,カルドナではなくコスタ・ブラバに宿泊が正解だったと思います。

個人旅行の場合は,現地に行ったことがないのに判断しなければなりません。
その意味で,いかにして正しい情報を仕入れることが出来るか,それが成否を分けてしまいますね。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-19 10:38 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 42 カルドナへ Parador de Cardona

Parador de Cardona
b0178479_1011108.jpg


カルドナまでは順調に到着しました。
城門の中まで,車で入っていきます。

まだ19:00です。夏であれば周りの景色がきれいなのでしょう。
しかし今は冬,とっくに日が暮れています。
残念ながら,何も見えません。

車を停め,スーツケースを引きずってレセプションに向かいます。
若い男性が対応してくれましたが,どうもやる気が感じられません。
当然,荷物を運んでくれる人は誰もいません。
“そっちのエレベーターから3階に下がって”,それだけです。

どうも,パラドールの対応には好感が持てません。
グラナダとカルドナしか宿泊したことはありませんが,“てきぱき”とか“きびきび”とかいう言葉とは無縁のようです。

やはり,国営なので駄目なのでしょうか。
ロケーションと建物は最高なのにね。


Parador de Cardona
b0178479_10114450.jpg


部屋はとても広かったです。
しかしむやみに広いため,独りの寂しさが募ってしまいます。

部屋の内装は,typicalなスペインの雰囲気です.
しかしアクセントになる物がなく,ちょっと暗い雰囲気です。
どこかに少しでも明るい色を使えば,全然違った結果になると思います。

スーツケースをしまい,ほっと一息です。
午前中,サグラダ・ファミリアを出てからずっと行動していましたので,かなり疲れました。
疲れた時こそしっかりご飯を食べなくてはいけないのでしょうが,まだお昼の料理がお腹に残っています。

食べ終わったのが16:00過ぎですので,まだまだ消化しきっていません。
少し休んでから,バルでハモンとワインで簡単に済ませることにします。


Parador de Cardona
b0178479_1013857.jpg

[PR]
by travelsketch | 2014-01-18 10:13 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)

カタルーニャ地方旅行記2002 41 カルドナへ Parador de Cardona

Barcelona
b0178479_9434010.jpg


ホテルからは,さらにヴァレンシア通りを東に進みます。
そして,ディアゴナル大通りを渡り,サルデーニャ通で左折しました。
しばらく北上し車通りが少なくなった辺りで,大きな通りに合流。
その道を進みますとそのまま郊外に向かうC-16 に変わっていきます。

なるべく安易に通れそうな道を選択したこともありますが,予想以上に問題なく中心部を抜けました。
カルドナの直前までC-16で進みます。

約60km程進みますと,マンレーサの街の手前でカルドナへの分岐点が出ますので,C-55に入ります。
更に30km程走るとカルドナの街に到着です。

バルセロナを抜けてからは,交通量は激減しました。
乗っている車はプジョーの607ですし,ストレスの掛からない,とても快適なドライブでした。


Parador de Cardona
b0178479_9415351.jpg


カルドナのパラドールは,周りに何も無い小高い丘の上に建つ城跡を改装したパラドールです。
一番最初にパラドールを意識したのは,ラマンチャ地方をバスで縦断した時です。
このカルドナと同じような小高い丘の上に建つ,城塞のパラドールでした。

その時,「国営のホテルで,予約を取るのがとても難しいようです。しかし,スペインを実感するには一番良いホテルですよ。いつかは一回は泊まってみてください。」と教えられました。

カスティージャ・ラマンチャからグラナダに向かう途中で見かけましたので,Jaenのパラドールでしょうか。
ラマンチャの何もない平地に建つパラドールは中世そのものでした。
今にも,砂ぼこりを舞い上げて騎兵が駆け出してきそうです。


Parador de Cardona
b0178479_9385758.jpg

[PR]
by travelsketch | 2014-01-18 09:39 | カスティージャ地方旅行記 2002 | Comments(0)