写真で綴る旅行記 my travel sketch

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南チロル旅行記2003 22キャステル・コルツへ

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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この“Ciastel Colz”はミシュランでは with room となっていましたが,カレン・ブラウンではしっかりHotel編に掲載なっています。

宿泊部分も十分の出来です。
山小屋風の内装に仕上げており,南チロルの雰囲気に溢れています。
広さも十分ですし,バスルームなんか広すぎるくらいです。
小さいですがバルコニーがついています。そして何といっても,窓からはあこがれたフエ渓谷と同じような景色が広がっています。

部屋数が少なく,レストランの人が全部兼用してやっているようですが,人が少ない分暖かく接してくれました。
けれど馴れ馴れしい訳ではなく,適度な距離感も保ってくれています。
ここら辺のバランスが難しいのですけどね。


Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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by travelsketch | 2012-05-31 21:22 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 21 キャステル・コルツへ

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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入り口で,「やっとついたね,疲れたかね。」と声を掛けてくれます。
とてもきれいな英語を操る人で,この人がシェフでした。

疲れたので簡単に食事を済ませたいと言うと,いろいろ提案してくれました。
しかし,最終的にはパスタとデザートで済ますことにしました。

キャステル・コルツは,どちらかというとレストランがメインになっています。
ミシュランでもレストランに掲載なっており,with room との扱いになっています。

レストランはお城の2階に位置しています。16世紀のお城を,最近リノベーションしたようです。
所々に,新しさがのぞいています。
内装のセンスもよく,色使いが木の壁にとても合っています。
ミシュランでは“Fairy-tale atmosphere”と表現されていました。

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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キャステル・コルツはミシュランで,赤フォーク3本にレイティングされています。分類はリージョナル。
トレント・アルト・アディージェ州の地方料理ってどんなのかなと思いましたが,パスタを見てすぐに理解できました。

猪の肉を使った幅広パスタが出てきました。
とても肉の味が濃いんです。それでいて,全く臭くない。
へとへとになって,食欲が無くなっていました。
しかし,この一皿で生き返ったようです。とてもおいしく感じました。

お昼食べた3つ星の“ダル・ペスカトーレ”と比べてしまうと,洗練度や完成度,皿の上でのプレゼンでは当然負けます。
しかし,素朴ですが深い味わい,と言う点では同等のものがあります。
これから3日間,とても期待出来そうです。
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by travelsketch | 2012-05-30 21:28 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 20 キャステル・コルツへ

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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La Villeって全然違う場所じゃないのかと途方にくれていると,このSS244をもう少し行った所だよと教えてくれました。
日はすっかり暮れています。場所を示す地図もありません。
これからどうしたらよいのか。
今日中にたどり着けるのか,泣きたくなってきました。
けど,自分で何とかしなければ。

こんな時は一人旅は辛いです。
しかし,自分でやるしかないと覚悟を決められるので,かえってよいのかも知れませんね。

15km程行った所に,道路沿いにホテルがありましたので,フロントで再び道を訊ねました。
若い女の人でしたが,とても良い人でした。
彼女は,あと1km行った所から右の道路に入って行きなさいと教えてくれました。

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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しばらく行きますと,とそれらしい分岐点が見つかりました。
そこから右に入っていきました。しばらく道なりに上って行きます。

明かりなど殆ど無い所です。
この道でよいのかちょっと心配になってきた頃,それらしい建物の前に到着しました。

城壁に付いているプレートを見ますと,キャステル・コルツと書いてあります。
やっと到着したようです。
しかし,鉄の大きな門は閉まっているではないですか。城壁が周りを囲っているし。

どうやって入ればよいのか迷っていると,インターホンが有ります。
一瞬躊躇しましたが,イタリア語で名前と今日予約していることを伝えました。
すると,応対してくれた人がゲートを開けてくれました。

ああ,やっと到着。
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by travelsketch | 2012-05-29 21:46 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 19 キャステル・コルツへ

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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SS49を進むに連れて,段々山の中へ入っていきます。
ここまでは快調に進んでいましたが,本格的な山岳道路が始まりました。

SS244の分岐までは,僅か25km足らずです。
それを1時間も掛かってしまいました。
既に19:30を周り,辺りも暗くなってきました。
だんだん心細くなってきます。

しかし,ここからがもっと大変な道でした。
道は工事中の連続で,こんな所を通るのかと思うような場所ばかりです。
暗いし,道は狭いし,走っていて泣きたくなるのは初めてでした。
15km程の行程ですが,やっとの思いで目的地に到着しました。

と言いますか,初めて出てきたまともな集落が“La Valle”です。

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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思ったよりも大きな集落でした。SS244から集落に入っていきます。
坂をクネクネ上り,ミシュランのHPからプリントアウトしたマップが示す所に到着しました。
しかし,それらしい建物がありません。
山岳道路を泣きたくなるような思いで走り抜け,やっとたどり着いたのに。

思わず途方に暮れてしまいました。
しかし,泣いても誰も助けてはくれません。
気を取り直して引き返します。
途中にホテルがあったので,フロントで訊ねました。

フロントの人はとても良い人で,私のつたない英語混じりのイタリア語をきちんと聞いてくれました。
そして私に教えてくれました。
ここは確かに“La Valle”だよ。
しかし,キャステル・コルツは“La Valle”ではなく,“La Ville”にあるよって。
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by travelsketch | 2012-05-27 15:56 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 18 キャステル・コルツ

La Villa ,Trentino Alto Adige,Italy
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至福の時間も終わってしまいました。
さて,一路トレンティーノ・アルト・アディージェ州へ向かいます。

ダル・ペスカトーレでゆっくりし過ぎたようです。
既に16:00近くになっています。
何とか日暮れまでには到着したいです。

SS10に戻り,マントーヴァを目指します。
マントーヴァでA-22に入り,ひたすら北上します。
ヴェローナを通過した辺りで,左手にスマートの工場が見えてきました。

ドイツのダイムラーとスイスのスウォッチの合弁企業ですが,北イタリアにも生産基点を持っているのですね。
詳しいことは分かりませんが,スマートのデザインにはイタリア的なセンスも含まれているのでしょうね。

Ciastel Coltz , La Villa ,Trentino Alto Adige
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トレントを過ぎた辺りから,辺りの景色が変化してきました。
木々に覆われた山から,何もはえていない,剥き出しで,起伏の激しい石灰岩の山に変わってきています。
ドロミティが近付いている証拠ですね。

A-22(E-45)は,オーストリアのインスブルックまで抜けていく幹線道路です。
ドイツやオーストリアナンバーの車が目立ちます。
それも左側の追越車線を,150km以上でかっ飛んでいきます。
一般車も右側の走行車線を130km程度で流れています。

心配だったIdeaも,ここまでは快調に走ってくれています。
非常に順調に移動できています。
ブレッサノーネを過ぎた辺りで,SS49(E66)に入って行きます。
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by travelsketch | 2012-05-26 12:04 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 17 ダル・ペスカトーレへ

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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それに対して,この旅行の後半に訪れた“Le Calandre”はその対極にあるレストランでした。
イタリア料理の伝統と革新。
この二つを短期間で味わい,較べることができたこと。
それは,とても貴重な経験だったと思います。

ドルチェには何とかたどり着きました。
しかし残念ながら,Formaggi Italianiはお腹の関係で摂る事が出来ませんでした。
テイスティング・メニューにしては,一皿の量が多めなためだと思います。

勿論プティ・フールも無理ですので,お持ち帰りをお願いしました。
また,カルトが欲しいことを食事の途中に伝えていたのですが,最後になんとナディアのサインを添えて持っ
てきてくれました。

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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おいしい料理と暖かいサービス,そして雰囲気の良い空間,どれをとっても満足の行くものでした。
そしてそれらが相って,至福の時間を過ごさせてくれました。
これでテイスティング・メニューが98ユーロです。当時は1ユーロが130円程度でした。
とてもお値打感が強かったです。

車がないと訪れることは難しい場所に立地しています。
しかし,まさしく3つ星の定義通りです。
“そこを訪れる為だけに旅行しても価値があるレストラン”です。

東京のレストランも大量に3つ星が発生しました。
しかし,本当にこの価値があるお店がどれだけあるのでしょうか。

電話の対応だけで不愉快にさせられた,“実験”を行っているお店なんか,その最たるものです。
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by travelsketch | 2012-05-24 20:42 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 16 ダル・ペスカトーレへ

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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途中で私が日本人だと判ると,一冊の本を持ってきてくれました。
日本文芸社より出版されている,ダル・ペスカトーレの料理について書かれた本でした。

残念ながら写真の撮り方と,レイアウト,そして印刷が上手かみ合っていません。
美しさがなく,実際の料理と比べると見劣りしてしまいます。
もう少し,センス良く編集を仕上げて欲しいところです。

何と言っても,料理が美味しそうに見えないのです。
ナディア・サントーニの料理を,日本語で伝えてくれる唯一の本なのに。
とても残念です。

お昼の明るい時間帯に撮ったので,私の一連の写真の方がよっぽど美味しそうに見えます。
勿論,かなり贔屓目ですけどね。

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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サービスの人は,常に笑みを絶やさず応対してくれます。
優しい雰囲気の内装,繊細で洗練された料理,そしてにこやかなサービス。
とても心地の良い時間が過ぎていきます。
料理だけでなく,この時間と雰囲気を味わうために来ているんですよね。

ミシュランでは,3つ星レストランの多くがinventiveに分類されていることが多いと思います。
しかし,この“ダル・ペスカトーレ”はregionalに分類されています。
その通り,目新しいものは何もありません。
地元のマントーヴァ料理そのものだと思います。

しかしその料理を最高に研ぎ澄ませ,洗練させた料理。
今ある中で一番美味しい地元料理。
それがナディアの料理だと思います。
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by travelsketch | 2012-05-23 21:17 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 15 ダル・ペスカトーレへ

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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ホールに通されます。
中庭に面した開口部が大きく取られており,とても開放感がある明るい造りになっています。
色使いもパステル系を中心に淡くそして明るくまとめられています。

スペインのバルセロナ郊外にも,3つ星を与えられた女性シェフのレストランがあります。
その“サン・パウ”も,内装は同じようなまとめ方でした。
色使いに共通点があることが,ちょっと興味深いですね。

思ったよりもお客さんの数は少なく,私のほかには2組ほどだけです。
テーブルの間隔も広く取ってありますので,とてもゆったりと食事が出来そうです。

中庭に面するテラス部分にも,テーブルがセットしてあります。
夏の夜などは,ここで食事を取るのも良さそうですね。

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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私は食事の時も写真を撮りますので,バッグは預けずにテーブルまで持ち込みます。
そのまま床に,直接置くことが多いです。
しかしここでは,カメラを置くための小さな台を持ってきてくれました。
こういった細やかな気遣いは,とても嬉しいですね。
これだけで好感度がアップします。

私は余りお酒は強くありません。
残念ながら料理に合わせて白ワインと赤ワインを楽しむことが出来ません。
また,車の運転が待っていますので,食事の時は炭酸水を飲むことにしています。

“水だけで食事できるのはカエルと日本人だけだ”,などと言われますが,こちらでもちらほら見かけますよね。
そして炭酸水を頼んでも,いやそうな顔をしないで受け入れてくれるのが嬉しいです。
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by travelsketch | 2012-05-22 19:22 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 14 ダル・ペスカトーレへ

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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5km程引き返すと,言われたとおりに分岐点に看板が出ていました。
しかし,それはSS10から入ってきたら絶対に分からない所に,進行方向と逆を向いて建っていました。
こんなの分かる訳ないじゃないですか。
こんなのでは,看板としての役目を果たしていませんよね。

分岐点を入っていきますと,田園地帯も極まっていきます。
周りには建物らしい建物は見当たらなくなります。
しばらく走りますと,やっと左手にレストランの建物が見えてきました。

車を降りますと,牛さん達のかぐわしい香りが漂っています。
こんな所に本当に3つ星レストランがあるのか,そう思わせてしまうロケーションです。

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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しかし,エントランスを抜けてレセプションがあるホールに入った瞬間に雰囲気は一変します。
柔らかで,清潔感あふれる色使いの内装と調度品の数々。
これは期待できそうですね。

どのように空間を構成し,どのような色でまとめていくのか。
インテリアデザインと料理は,合い通じる所があると思います。
ただ料理は,それに味をどのように組み立てていくか,それも加わるだけかと思います。

レセプションでは,シェフであるナディアの旦那さん,アントニオが迎えてくれました。
Esquireの2000年10月号には,ナディアの家庭での光景を掲載してありました。

その時の雰囲気と同じで,暖かい感じは変わりません。
それに隙の無い,洗練された感じが加わっています。とても
よいサービスが期待できそうです。
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by travelsketch | 2012-05-21 20:44 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)

南チロル旅行記2003 13 ダル・ペスカトーレへ

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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予約はワーゲンのマニュアルで入れていました。
しかし,配車されたのは,Fiatの“idea”でした。
日本では見かけたことが無い車です。
クラス的にはPuntの一つ上でしょうか。

海外で左ハンドルのマニュアルを運転するのは,これが初めてです。
今回は山岳部の運転がメインになりますので,予算の範囲内で出来る限りパワーのあるマニュアルを選択したつもりでした。
Fiat に対する信頼があまりありません。ちょっと心配です。

スーツケースを積み込み,いざスタート。
しかし,心配していた通り,R ギアの入れ方が分かりません。
事務所の人を連れてきて教えてもらえます。
シフトギアのノブの下の部分がワッカのようになっており,それを持ち上げながらでなければ,Rに入らないようです。

Ristrante ”Dal Pescatore” , Canneto sull Oglio ,Lombardia
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ブレシアからA-21に入り,クレモナを目指して南下します。
クレモナは,バイオリンの作成などで非常に興味深い街です。
しかし,それは次回の楽しみとすることにして,SS10 に入りマントーヴァ方面に向かいます。

SS10に入った時点で,周りは一面の田園地帯になっていきます。
SS10からSS343に入りましたが,その辺りから現在位置を見失ってしまいました。

行っても行っても,SS343からの分岐点が見つかりません。
いくらなんでもおかしいと思い,通りがかりの人に道を訊ねます。

やはり通り過ぎてしまったようです。
彼の話では,道路沿いに看板が立っているようです。
そこから右折して入っていくように言われました。
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by travelsketch | 2012-05-20 17:26 | 南チロル旅行記2003 | Comments(0)