写真で綴る旅行記

カテゴリ:オルチャ渓谷旅行記2007( 43 )

オルチャ渓谷旅行記2007 23 サンタンティモ修道院へ 修道院へ続く一本道

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余り車が通らないので,ゆっくり走りました。
それでも10kmしかないので,あっという間にキャステル・ヌオーボに到着です。
分岐点がどこか分からないことを心配したのですが,表示にしたがって入って行きます。

細い1本道になったところで,彼方に修道院らしき建物が見えてきました。
本来の駐車場は満車のようでしたので,他の人と同じように道端に車を止め歩いて向かいます。

途中でテレビのスタッフのような人達を数名見かけました。
現場からのレポートを撮影しているようでした。
レポーターはいかにもイタリア人という容姿の方で,とても素敵な雰囲気を漂わせていました。
自分も,彼のような雰囲気をまとってみたいものです。

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修道院の入り口には大勢の人達が,入場を待っていました。
キジアーナ音楽院でチケットを引き取る際に,私の前に並んでいた夫婦の顔も見えます。
また,テアトロ・ロッシで見掛けた日本人の女の子達の姿も見えました。
そして,皆さんそれなりにきちんとした格好をしています。

18:00前ですのでまだまだ日が高く,気温も高いままです。
しかし,男の人達はジャケットを着込んでいる人が多かったです。
私もこの時のためにコットンのスーツを持ってきていました。

彼らに負けてはならじと,それまで手に抱えていたジャケットを着込みました。
格好から入っていく私ですので,それだけで気分か高揚していきました。
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by travelsketch | 2010-07-01 22:05 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 22 サンタンティモ修道院へ いざコンサートへ

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サンタンティモ教会は,モンタルチーノからSP55を南に10km程下りた,キャステル・ヌオーボの街にあります。
18:00からですので,17:00過ぎにはホテルを出るようにします。
教会の住所はどこにも出ていませんでしたので,ナビにはキャステルヌオーボの適当な住所を入力してスタートします。

モンタルチーノの出口の所にはロータリーがあり,4つに分岐しています。
ナビを良く見て注意して走ったつもりでしたが,やはり出口を間違いました。
SP55からどんどん離れて行きます。途中でUターンして引き返し,再度ロータリーに入り直します。
今度は上手くSP55に入れました。

ところで,とてもよさげなエノテカがロータリーの近くにあり,たくさん車が止まっていました。
後で入ってみようかな。

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SP55はこれまで走った中では,いちばんの田舎道でした。
キャステルヌオーボに着くまで,街らしい街は一つもありません。
延々と葡萄でしょうか,畑が続きます。その中にとてもよさげなアグリツーリズモがありました。
たくさんの車が止まっており,とても興味をそそられました。
イタリアで郊外に宿泊するのなら,アグリツーリズモも良いですよね。

ファームでは主に葡萄を造っているのでしょうか。
Piombaiaという銘柄の,ブルネッロとロッソのワインを造っています。
ワイナリーのワインを飲みながら,併設のオステリアで地元料理を食べ,近くの宝石のような小さな街をのん
びりと巡る。
次回は,同じアグリツーリズモに1週間滞在という選択も良さそうですね。
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by travelsketch | 2010-06-30 23:34 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 21 サンタンティモ修道院へ 水彩画で見た世界

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少し,サンクイリコ・ドルチャ方面に戻りますと,ビューポイントに入っていきます。
見る所全てが絵葉書になりそうなところばかりです。
糸杉とかわいらしい建物が,とても素敵なアクセントになっています。

そして,この場所からの眺望は,昨日コルトーナで購入した水彩画に描いてある風景と同じです。
地元に住んでいる人も,ここが一番オルチャ渓谷らしい風景だと思っているのでしょうね。

さっきは先を急いでいたので通過してしまいましたが,帰りは時間があります。
ポイント,ポイントで車を止めて写真を撮っていきます。
見たままそっくりを,印画紙に焼き付けることが出来ればよいのですが。
なかなか上手くいきませんね。

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今日のコンサートは10kmほど離れたサンタンティモ教会で,18:00から開演します。
まだ16:00過ぎです。ちょっと時間が在りましたので,要塞の脇に車を止めてアパートメントに戻ります。

フィレンツエにいた時ほどは暑くないので,大分汗も掻かなくなりましたが,やはりシャワーを浴びてすっきりしてから出掛けたいですよね。
そして,ちょっとだけお昼寝の時間も取ることにします。

昨日と違って,静かで涼しい部屋です。短い時間ですが,熟睡できました。
1日目からこのアパートメントであれば,何の問題もなく過ごせた筈です。
そして,先程まで滞在したピエンツァの街の素晴らしさが相まって,モンタルチーノを選択したことに対して,ちょっとだけ後悔してしまいました。
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by travelsketch | 2010-06-29 20:49 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 20 ピエンツアへ まるで時間が止まっているよう

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再び,ロッセリーノ通りを歩いてみます。
昨日訪れたコルトーナも,中世の雰囲気に溢れた素敵な街だと思いましたが,それ以上です。
この街に魅入られてしまいました。
ピエンツァ歴史地区として世界遺産に登録されていますが,この通りを歩いているとそれも頷けます。

街を深く楽しむためにモンタルチーノの街中に宿を取りましたが,このピエンツァにすべきでしたね。
イル・キオストロ・ディ・ピエンツァといずれを選択するか迷った訳ですが,ちょっと判断を誤ったかもしれません。

広場辺りまでは沢山人が歩いていましたが,外れるに連れて人通りが少なくなってきます。
ここだけ時間が止まってしまったような,そんな錯覚に陥ってしまいそうです。

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ピエンツァを離れることにします。再訪を是非果たしたい街です。
周りの景色も,オルチャ渓谷らしい素敵な景色が続きます。
そして今回は訪れることが出来なかった,宝石のような街がまだまだ沢山あります。
ここピエンツァを起点にして,それらの街を巡ってみたいです。

南トスカーナは知名度はかなり低いです。
フィレンツエ等に比べれば,ツーリスティックな所は限られています。

しかし,糸杉が続く穏やかな風景を求める人とっては最適な場所だと思います。
この穏やかな景色は,イングランドのヨークシャー地方を彷彿とさせてくれます。
しかし,ヨークシャーとの絶対的な違いは,ここには降り注ぐ陽光と青い空があるということです。
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by travelsketch | 2010-06-28 22:40 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 19 ピエンツアへ 子豚でパニーノ

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広場の脇から出て,城壁の縁に出てみます。縁に沿って細い道が通っています。
景色を眺めながらお散歩するにはちょうど良いところです。

モンタルチーノよりはずっと広い街ですが,丘陵地帯の頂点に位置しますので,同じ様に眺めが良いです。
ただし,来る途中に見かけたSP146沿いの風景には勝てません。
糸杉と民家がちょうど良いアクセントになっています。

ここからも糸杉は見えるのですが,あまりにも遠すぎます。
もしかしますと,幹線から脇道にそれていった方が,もっと良い景色に出会えるのかもしれませんね。

ゆっくり歩いてみたかったのですが,この通りはあまりにも日差しが強いです。
日干しになってしまいそうです。元のロッセリーノ通りに戻ることにします。

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ロッセリーノ通りを先に進みます。通りにはいろんなお店が軒を連ねています。
その中で目に付いたのが,お肉屋さんです。おいしそうな豚の丸焼きが,店先に並べてあります。
それをスライスしてパンに挟んで,パニーノとして売っていました。

とてもおいしそうですし,皮ごとスライスした豚丸焼きなんてあまり見かけませんからね。
さっきお昼を食べ損ねましたので,買ってお昼の代わりにします。1個で3ユーロです。

お店のおばさんにお願いしたら,とても大きなパンに分厚い切り身を挟んでくれました。
一人で食べきれるのでしょうか。

広場に戻り,一口かじってみます。味付は塩だけですが,肉の味がとても濃いです。
おいしいですね。完食です。心配は杞憂に終わりました。
これはこれで,大当たりの昼食でした。
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by travelsketch | 2010-06-27 18:30 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 18 ピエンツアへ

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優しい感じの男性が対応してくれました。
お昼を取りたい旨を伝えますと,申し訳なさそうに答えてくれました。
「ゴメンネ。14:30でキッチンがしまっちゃった。また来てくれ。」と。
時計を見ますと,ちょうど14:30です。何てことでしょう。
午前中をゆっくりすごし過ぎたようです。
今更後悔しても遅いです。仕方がないので,諦めて帰ることにします。
とても良さそうな店でしたので,返す返すも残念です。

店を出てピウス(ピオ)二世広場に向かいます。
この街の中心で,この街で一番高い所になります。
そして,この広場の周りを囲むように大聖堂,市庁舎,そしてピッコローミニ宮と,ピエンツァの街を代表する建物が並んでいます。

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このピエンツァは街全体が世界遺産に指定されています。
市庁舎のホールの壁には世界遺産を示すプレートが嵌めてありました。

15世紀の中頃に,この街出身のエネオ・シルビオがローマ教皇ピウス二世の位に就いたことから変わっていきます。
彼は,ルネッサンスを代表する建築家であるロッセリーノに,自分の生まれた街を理想都市に生まれ変わらせようと改修を命じました。
このロッセリーノはピエンツァの他にも,フィレンツエのサンタクローチェ教会の改修,アッシジのサンフランチェスコ聖堂の改修にも係わっています。

理想都市の話は,いろんな所で聴きます。ここでも同じような試みがあったのですね。
しかし,どうなんでしょうか。それが成功した話は余り聞くことがないですよね。
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by travelsketch | 2010-06-26 10:27 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 17 ピエンツアへ

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今日の1つ目の目的地であるピエンツァに向かうことにします。
20kmほど離れています。もう,お昼を回っています。
すこし急ぐ必要がありますね。お目当てのリストランテに間に合わなくなってしまいます。

SP14,SR2を通って,サン・クイリコ・ドルチャからSP146に入っていきます。
このSP146沿いの風景が,いちばんオルチャ渓谷らしいものであったと思います。
しかし先を急ぎますので,景色は帰りにゆっくり楽しむことにします。

ピエンツァは思ったよりも大きな街でした。城壁の中の旧市街の周りを,雰囲気の良い高級住宅街が取り囲
んでいます。
城壁の脇に止めたかったのですが,満車でした。
仕方が無いので,200mほど離れた住宅街にある駐車場に止めました。

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午前中に少しゆっくりし過ぎたようです。もはや14:00になろうとしています。
大体のリストランテは14:00位までの営業の筈です。急がなければ。

お目当てのDal Falcoはダンテ広場にある筈ですが,いくら探しても見つかりません。
そこで代替案であるTrattolia da Fiorella を探すことにします。

ダンテ広場から城壁の西の外れ,ムレッロ門をくぐってロッセリーノ通りを進みます。
ピウス二世広場の手前の路地を左に入っていき,ダ・フィオレッラの看板を見つけました。

石造りの建物ですので,外観はトスカーナの民家風です。
しかしその外観とは裏腹に,中はとても洗練された色使いです。
とても良さそうなお店です。さて,どの様な時間を過ごせるのでしょうか。
とても楽しみです。
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by travelsketch | 2010-06-25 22:30 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 16 ピエンツアへ 

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食事が終わりましたので,アパートメントに案内してもらいました。
これまでの部屋とはホールを挟んだ反対側の部屋です。小さな中庭に面しています。

大きな扉を開けて中に入ると,素敵な空間が広がっていました。
居間,寝室,キッチン+食堂と,3部屋もあります。普通に住めそうな造りの家です。

内装も,トスカーナの民家はかくあるものか,と思わせるものです。
ちょっと古いですが,とても雰囲気のある部屋でした。

それに,静かで,涼しいです。これならば,ゆっくり休めそうです。文句なく良い部屋です。
これで5ユーロ高いだけですので,部屋を変えることにします。
鍵を受け取り,お引越しすることにします。

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このまま出掛けたら居眠り運転をしそうです。
お引越しも終わったので,少し休むことにします。
涼しく,静かな部屋です。ぐっすり休むことが出来ました。
やっと目覚めすっきりです。

昨日はお店が閉まっている時間でしたので,もう一度空いているこの時間にお散歩することにします。
お目当てはワインと蜂蜜,そしてジャムです。

何軒かワインショップを覘いて見ます。その内の良さそうな1軒に入ってみます。
お店の手前の方にもいろいろ興味を惹かれるワインが置いています。
そして奥のカーブのようになっている所には,ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ,サッシカイア等などのオールド・ビンテージの数々。
1本数百ユーロもする,お宝のようなワイン。どんな,ふくよかな味がするのでしょうか。
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by travelsketch | 2010-06-22 20:14 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 15 ピエンツアへ 

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なかなか寝付けないまま夜を過ごしたため,重たい眼とすっきりしない頭で朝を迎えました。
これが続くと倒れてしまいそうです。なんとか部屋を変えてもらわなければ。

朝食は本館で取ります。レセプションには,昨日受付けてくれたお兄さんが座ってました。
昨日の状況を訴えると,一瞬,“やっぱりそうだったか”という顔になりました。
そして,「本館には部屋は無いが,別館のアパートメントが1室空いている。道路の反対側にあるので,とても静かだよ。そこに移らないか。」,と提案してきました。

同じ別館なので,そんなに違いはないと思いましたが,食事後に部屋を見せてもらうことにしました。

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ホールの奥が食堂になっています。シエナのようなお庭にセッティングしてある訳ではありません。
しかし,こぎれいなテーブルセッティングで,とても清潔感があります。

朝食は2つのプレートからの選択です。トスカーナのプレートを選びました。
おいしそうな,プロシュートとサラーメ,そしてフォルマッジョが運ばれてきました。
そして,カップチーノです。

目覚めがすっきりしないためでしょうか,あまり食欲が出てきません。
パンは食べないで,これだけで朝食を終わらせてしまいました。
おいしいのですが,びっくりするほどのおいしさではありません。
キャステル・コルツで食べたプロシュートが懐かしいです。

シエナやフィレンツェでの青空の下で食べる朝食が,とても好ましく思われました。
明日は,カフェで朝食を取る事にしようっと。
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by travelsketch | 2010-06-21 22:17 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 14 モンタルチーノへ 

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これだけ小さい街でも,立派な教会が建っています。
さすがに,シエナやフィレンツエのドゥオモとは較べられるものではありません。
それでも鐘楼とかは,とても趣味のよい造りになっています。

教会の周りは,散歩道になっています。
穏やかな景色をバックにして歩くのはとても気持ちのよいのもです。
そして,観光客も殆ど通りません。歩いているのは私ぐらいです。
こんなに素敵な環境を一人占めしています。
辺りを吹き抜ける風の音がするだけです。

刺激的でツーリスティックなフィレンツエを訪れた後ですので,この静かな環境を好ましく思ってしまうのでしょうね。
今回の旅行の主な目的地に南トスカーナを選んで,大正解だったと思います。

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歩き疲れてきたので,いったんホテルに戻ります。
シャワーを浴びて,20:00位まで休むことにします。
暗くなりかけた中を出掛けて行きます。

どこから湧いてきたのか不思議に思えてしまうくらい,街中は多くの人で賑わっています。
今日も簡単にピッツエリアで済ますことにします。
とても賑わっているお店を選んで入ることにします。
ピザはまあまあ,雰囲気はとても良い,そんなお店でした。

食事を終えて,ホテルに戻ります。シャワーを浴びてベッドに入ります。
しかし,外にたむろしている人達の,楽しそうに会話している声が石畳と石造りの建物に反響しています。
更に要塞で開催しているジャズコンサートの音。そして,隣の部屋のカップルの悩ましい声。
うるさくて眠れません。
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by travelsketch | 2010-06-20 09:43 | オルチャ渓谷旅行記2007