写真で綴る旅行記

カテゴリ:オルチャ渓谷旅行記2007( 43 )

オルチャ渓谷旅行記2007 33 オルビエートへ  リストランテ デランコーラ

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メニューを見てみます。ここまで来ますともうピチは無いようです。
全然情報が無いリストランテですので,失敗してもあまり後悔しないようにプリモだけ注文しました。
そして,足りない分はドルチェで補うことにします。
プリモだけで頼んでも,嫌な顔をされないところが嬉しいですね。

出てきたパスタは,ピチのようなインパクトはありませんでしたが十分合格点が付けられる出来でした。
賑わっているお店に,外れが無いというのは本当ですね。

楽しみにしていたお店がバケーションで臨時休業という,予想しなかったことが起きました。
しかし,何とか今日も美味しいものが食べられました。
日本人の生活に溶け込んでいるパスタがおいしい国イタリアは,食べ物に関しては一番の旅行先ですね。

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パスタがおいしかったので,ドルチェも頼んでみます。
ところで,オーダーを取ってくれたのはお店の人でしたが,料理を運んでくるのは高校生位の女の子です。
始めたばかりなのでしょうか,真剣な表情で働いています。
いわゆるサービスからは外れているのかもしれません。
しかし,真剣で必死な表情で頑張っているのを見るのも,それはそれで心地よいものです。

何と言うドルチェか忘れましたが,おいしかったです。
使われている,カスタードクリームが美味しかったです。
あさのデニュッシュに使われている,カスタードよりは数段上の出来ですね。
クリームとベースになっている固めのケーキ,それとフルーツが,ほど良いバランスで絡んでいました。
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by travelsketch | 2010-07-12 20:50 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 32 オルビエートへ 夏季休業中

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レプブリカ広場近辺の地図はありますが,現在地に関する情報は何も在りません。
方向音痴の私は,現在地に戻ってこれるかどうかが危惧されます。
周辺の建物をしっかり目に焼き付けた上で,先に進みます。

先程通ったメインストリートを見つけ,レプブリカ広場に向かって歩きます。
しばらくしてレプブリカ広場に到着し,自分の手書きの地図を下にリストランテを探し始めます。

しかし,悲しいですね。地図が読めないため,全く見当違いの所をぐるぐる廻っていました。
実は振出し地点の近くに目的のお店,”Trattoria dell'Orso”はありました。

やっと見つけましたが,雰囲気が変です。
入り口の扉を見たら,紙が貼ってありました。
「7月中旬から下旬まで休業します。」。
今日は22日。落胆です。

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オルビエートでは,リストランテの代替は準備していませんでした。
仕方がないので,自分の勘に頼るしかありません。

メインストリートを歩いていますと,細い路地を入った所ですが人が入って行くお店があります。
ちょっと覘いてみると,とてもよさげです。
蔦の絡まる棚の下にテラス席もセッティングしてあります。
旅先の貴重な一食ですが,今日のお昼はこのRistorante dell’Ancoraに賭けてみることにします。

中に入って,テラス席で昼食を取りたい旨を伝えます。
しかし,テラス席は満席でホール内の席を勧められました。
ホールも天井が高く,入り口も天井近くまで大きく取ってありました。
外と同じくらいの開放感がありましたので,ホールで取る事にします。
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by travelsketch | 2010-07-11 09:48 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 31 オルビエートへ 観光客の間をすり抜けて

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モンタルチーノのように,途中で車両進入禁止になることはありませんでした。
しかし,車通りは殆どなく,道いっぱいに観光客が歩いています。
その間を縫うようにして走っていきます。
この時ばかりは,車体の小さな青パンダを借りて良かったと思いました。

道行く人達の冷たい視線が刺さってきますが,気にしないで先に進みます。
しばらく進みますと,予習していた情報の中にあったレプブリカ広場を通り抜け,目的地に到着です。

しかし,辺りには駐車場らしき所が見当たりません。
Pの看板がありましたので,それに従って先に進みます。
しかし,何処まで行っても駐車場は見当たりません。
ついに反対側の城門を出て,街の外に進みます。
どこまで誘導するのかちょっと心配になった時に,真新しい駐車場の入り口が見えてきました。

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オルビエートの土地は,凝灰岩で形成されているそうです。
そして,凝灰岩は加工し易いにも拘らず,丈夫で堅固な特徴を持っています。
そのため,地下には巨大な地下洞窟が張り巡らせてあるそうです。
この駐車場はそれを利用してあるように思えました。

駐車スペースは真新しいです。
しかし,そこから地上に出るまでの通路は,古い地下洞窟の雰囲気そのままです。
きっと,そのまま利用しているものと思われます。
予想もしないところで,地下洞窟の雰囲気を味わえました。

時間があれば,本格的に探検してみたくなるような所です。
ちょっと子供の頃の探検ごっこを思い出してしまいました。
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by travelsketch | 2010-07-10 21:40 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 30 オルビエートへ A1を快適に走り抜ける

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さて往復で200km,青パンダにしてみれば長旅です。
無事に乗り切れるのでしょうか。ちょっと心配です。
SP12,SR2を経由します。
途中でサンクイリコ・ドルチャでSS146に分岐し,ピエンツァ方面へ入って行きます。

モンテプルチャーノを通過した辺りでしょうか,とても素敵な景色に遭遇しました。
この牧草の束が転がる風景も,この近辺の象徴のようなものでしょうね。

しばらく行くと,途中で,キアンチアーノ・テルメの近くを通りました。
ここのテルメは,お湯に入浴するのではなく,お湯を飲用する為にあるようです。

効用としては,胃腸を初めとする内臓に効きます。
街中には大きな公園が幾つかあるそうです。
そこが温泉で,コップをぶら下げた人達が沢山集まっているそうです。

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キアンチアーノ・テルメを過ぎますと,直ぐにA1に合流します。
1の番号は伊達ではないです。
イタリアを北はミラノから南はナポリまで縦断する幹線道路です。
広く,走りやすい道路です。
この青パンダでもゆとりはありませんが,何とか100kmで巡航できます。

オルビエートのExit で下りて,SS205,SP56を経由してオルビエートの街に上っていきます。
何時の間にかオルビエートの入り口まで着きました。
旧市街の入り口には,公園と大きな駐車場がありました。

旧市街に入ってしまえば,駐車場が見つけづらくなるのは明白です。
しかし,目的地までは未だ2km程あります。
ここで下りれば,かなり歩かなければなりません。
意を決して,旧市街に入って行きました。
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by travelsketch | 2010-07-09 21:19 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 29 丘の上の街 オルビエートへ 

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いろんな出来事があった旅行も,今日が最終日です。
楽しかった記憶と写真をお土産にしている私ですが,他の人にはそれでは済まないです。
形だけでも何か買って帰らないといけませんよね。

まず,昨日覘いた中でいちばん品揃えがしっかりしていたエノテカに向かいます。
ここでは,地元の農産品も扱っており,その中に良さそうな蜂蜜も種類が揃っていました。
その中から3瓶選んで購入しました。
それと,小分けになっている瓶がかわいいリモン・チェッロを3瓶です。
ワインはついに買えませんでした。

エノテカをでて,ドルチェのお店に入りました。
この店のスペシャリテだよと勧められたビスケットを何袋か買いました。
暑さに影響を受けずに,日持ちがするお菓子はこれしかないですね。

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今日は,モンタルチーノから100km程南下し,オルビエートの街に向かいます。
前回のトスカーナ旅行の際に,ペルージャからリストランテ “ダ・カイノ”に向かう際に道を間違え,迷い込んでしまった街です。

城門をちょっとだけくぐったぐらいですが,とてもよい雰囲気の街でした。
また,帰りがけに見た街の遠景に,強く惹きつけられたものでした。
ずっと,気になっていた街です。
ちょうど良い機会ですので,今回きちんと訪れてみようと思いました。

ナビに入力する目標地点は,これもEating in Italy で見つけたオステリアの住所です。
こうやって考えて見ますと,目的地はアルベルゴかリストランテの住所ばかりです。
リストランテを訪れるために旅行をしていると言える,私らしい結果,事実です。
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by travelsketch | 2010-07-07 22:17 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 28 オルビエートへ エノテカ・ブルネッロ

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昨晩はしっかり夕食を取ったのにも拘らず,朝からとても快調です。
全て手作りで,オリーブオイルも良い物を使っているから,お腹にもたれないのでしょうか。
それにアパートメントに移って熟睡できたことも,大きいのかもしれません。

それにしても,昨日はモンタルチーノに戻ってからが大変でした。
コミュニティの駐車場は,要塞の脇にあります。
その要塞では,毎日21:00からジャズコンサートが開かれています。

そのお客さんが,コミュニティの駐車場にも溢れ込んでおり,止めるところがありません。
困ってしまいました。しばらく車で周っている内に,要塞用の駐車場が空きました。
取り敢えずそこに止め,コミュニティ用が空いてから車を移動しました。
ほんと,これまでのホテルのように,プライベート・パーキングが欲しいです。

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今日も快晴の一日です。
とても気持ちが良いので,青空の下,広場に面したカフェで取る事にします。
日曜日ですので,皆さんまだお休みなのでしょうか。
広場を見ると,出足は遅いようです。

カフェもまだ開けたばかりで,お店の準備をしている最中でした。
ショーケースには,おいしそうなデニッシュが並んでいます。
私は,カスタードクリームが大好きです。
それが沢山詰まっているデニッシュ2個とカプチーノを注文しました。

合計5.5ユーロでした。円に換算すると900円を越えますので,割高感がありますね。
生活してみての実感では,1ユーロ120円位が妥当ではないでしょうか。
この時は170円を越えていましたからね。無茶苦茶です。
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by travelsketch | 2010-07-06 22:37 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 27 サンタンティモ修道院へ オステリア ラ・クロチーナ

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ホールに入って,ガーデンで夕食を取りたい旨伝えました。
しかし,残念ながらガーデンのテーブルはいっぱいでした。
仕方がないので,ホールの中にある席に案内してもらいました。

ホールもアーチを上手く取り込んだ造りになっており,黄色を基調にした内装もセンスあるものでした。
結構期待できそうなオステリアです。

メニューを読んでみます。外食が続いていますので,野菜が恋しくなってきました。
アンティパストにはinsalada del Maleを頼むことにします。
そして,プリモは勿論ピチですね。

注文を終えて,周りを見回します。
ガーデンほどではありませんが,席は埋まっています。
アングロサクソン系の人が多かったので,アグリツーリズモの泊まり客でしょうかね。
皆さん,食事と会話を楽しんでいました。

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insalada del Male が運ばれてきて,ちょっとびっくりしました。
野菜は全く使われず,蛸とムール貝のサラダ仕立てでした。
確かに,海の物を使ったサラダではありますが。
ちょっと肩透かしを喰らいましたが,味は確かでした。
特に蛸の火の入り加減が絶妙でした。
あんなにおいしい歯応えの蛸は,初めて食べました。

ピチもモンテリッジョーニで食べたピンチよりも,麺の歯応えがおいしかったです。
多くのお客さんで賑わっているのが分かる気がします。

ミシュランにも載っていないオステリアで,こんなにおいしい料理に出会えるなんて。
思いの外,保守的なイタリアです。
地元で延々と続いている料理が一番おいしいのかもしれません。
地元料理の底力を感じさせてくれるお店でした。
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by travelsketch | 2010-07-05 21:55 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 26 サンタンティモ修道院へ プライベート・パーティー

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広い駐車場でしたが,多くの車が止まっています。
車を下りて,建物の方に歩いていきます。
すると,庭園では多くの人達が集まって,パーティーの準備を始めていました。

テーブルをセッティングする人,おいしそうな料理を運んでいる人,とても賑やかです。
そして集まっている人達は,先程のコンサートで見かけた人達ばかりです。
近辺のコミュニティが,コンサートと一体のものとして開催しているのではないでしょうか。

コンサートを楽しみ,その後にその楽しさを話題にしてパーティーで盛り上がる。
ため息が出てくるような状況ですね。
人生を目いっぱい楽しんでいる人達だと思います。
自分も,こういった環境に身を置いてみたいです。

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自分もあの輪の中に入ってみたいと思いながら,入り口の方に歩いていきます。
すると,マネージャーでしょうか,男の人が歩み寄ってきました。
そして,“ゴメンナサイ。今日はプライベート・パーティーで貸切なんだ。”。

何てことでしょう,がっかりです。
周りで楽しそうにしている分だけ,落胆の度合いが倍増してしまいます。
けど,どうしようもないのです。

諦めて,来る途中で見つけた,アグリツーリズモに併設してあるオステリア ラ・クロチーナを訪れてみることにします。
アグリツーリズモには相変わらず沢山の車が止まっていました。
私も車を止め,建物の方に歩いていきます。
ここでも,ガーデンにテーブルがセッティングしてあり,多くの人達の楽しそうな語らいの声が聴こえてきました。
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by travelsketch | 2010-07-04 18:36 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 25 サンタンティモ修道院へ 教会という舞台

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教会という舞台に,とても似合った演奏でした。
キリスト教文化圏ならではの経験だったと思います。
修道院には今でも修道士の人達が住み込んでいるようす。
フードの付いた服に縄のベルトをした人を,何人か見掛けました。

全てが正しいとは思いませんが,宗教が本来の姿を維持しており,それが普通の人達の中に溶け込んでいる生活。
そして,それを上手く活用した今日のようなコンサート。
とても羨ましいですし,それを垣間見る事ができたのはとてもよい経験ができたと思います。

コンサートが終わりホールを出ていく時には,とても幸せな気持ちに包まれていました。
このような宗教施設でのコンサートが普通にある環境が,とても羨ましいです。

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コンサートが終わって外にでます。日も大分沈みかけています。
朱に染まりかけているサンタンティモ修道院は,とてもきれいです。
この修道院の佇まいは一生忘れることが出来ないでしょうね。

さて,1本道を歩いて車に戻ります。
一斉に車が動き出すのかと思いましたが,そうでもありませんでした。
みんなコンサートの余韻に浸って,その楽しさを語り合っているのでしょうか。
独りの私からすれば,とても羨ましいことです。

さて,思いを振り切ってモンタルチーノに戻ることにします。
戻る道の途中で,何台か車が脇道にそれていきます。
何かあるのかと思って標識を見たところ,昨日モンタルチーノ街中で探していた“Taberna dei Beibi”の看板でした。
私も,彼らの後に続くことにします。
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by travelsketch | 2010-07-03 12:02 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 24 サンタンティモ修道院へ フォルテ・ピアノの矢野康世

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修道院の中に入っていきます。
こじんまりしていますが,とても天井が高いホールです。
音が響き渡りそうです。思ったよりも多くの聴衆で埋まっています。

よく見ますと,前の方が指定席で後ろは自由席になっています。
私のチケットには席の番号がなかったので,自由席の前の方に座ります。

今日のコンサートには,フォルテピアノの矢野康世とバロックバイオリニストのジュリアーノ・カルミニョーラの共演になります。
日本でもこの二人でコンサートを開いていますので,ご存知の方も多いのではないでしょうか。

定刻より少し遅れて,二人が登場してきました。
演奏する曲目はモーツアルトのバイオリンソナタ第28番変ホ長調,ベートーベンのバイオリンソナタ第8番ト長調,シューベルトのソナタD408になります。

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演奏が始まります。バイオリンの音が修道院内に響き渡ります。
ピアノはちょっと小さめのフォルテピアノです。このフォルテピアノという楽器は初めて知りました。

コンサート中はずっとチェンバロだと思っていました。
しかし,筐体が少し大きいので,チェンバロではないのだろうかと疑問に思っていました。
何れにしても,チェンバロもフォルテピアノも教会で聴くにはちょうど良い音色です。

そしてバイオリンの音色も,フォルテピアノにとても合ったものでした。
バイオリンと言っても,出し方によってこんなに違った音色になるのか,その対応の幅の広さに感心してしまいました。
バロックバイオリニストの評判は伊達には付いてないようです。
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by travelsketch | 2010-07-02 23:02 | オルチャ渓谷旅行記2007