写真で綴る旅行記

カテゴリ:オルチャ渓谷旅行記2007( 43 )

オルチャ渓谷旅行記2007 43 旅の終わり アナウンスが私を呼んでいる

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いくらなんでもひどすぎます。勿論クレームを付け,何とかKLMに席を確保してもらいました。
やっとチェックインを終えて,登場ゲートに向かいます。

手荷物検査を終えて,ゲート20に向かいます。
ボーディングの時間は過ぎましたが,列が動く気配はありません。
おかしいなと思いましたが,それでも大人しく列に並んでいました。

そのうちアナウンスの中に聴き慣れた単語が流れています。私の名前です。
私の搭乗すべきゲートは23で,ゲートをクローズしようとしている所でした。

大慌てでゲート23に向かいました。ぎりぎり間に合ったようです。
私のためにバスを呼んでもらい,搭乗機へ向かいます。最後の最後でトラブル続出です。

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最近はKLMの利用が続いています。スキポール空港に立ちますと,ちょっとほっとします。
今回は特にボローニャでドタバタしましたので,尚更です。

スキポールのトランジットカウンターで,物は試しで席の交換を申し出てみます。
とても優しい人で,電話で確認して72列Kの席を手配してくれました。
感謝です。

時間が少し空きましたので,ビジネスラウンジに入りペリエとスナックで一息つきます。
今日は朝から,3時間の運転,オーバーブッッキング,遅刻と続きました。

のんびり,ゆっくりと一週間過ごしてきましたが,最後の最後に厳しい日常に引き戻されたようです。
後になれば,これはこれで楽しい思い出になりますけどね。
最後の最後まで,思い出がぎっしり詰まった旅行でした。
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by travelsketch | 2010-07-25 18:40 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 42 旅の終わり 予約が入っていない

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後はターミナル内にあるオフィスに,車の鍵とナビを返却して終わりです。
青パンダでのドライブは,非常に困難を極めました。
しかし,今回も無事にドライブ旅行を終えることが出来ました。これでほっと一息です。
あとは飛行機にチェックインするだけです。

KLMのチェックインカウンターに向かいます。
ビジネスのラインに並びましたが,やけに沢山の人が並んでいます。
おかしいなと思ったら,みなカウンターで弾かれています。
エコノミーなのに,ビジネスに並んでいたようです。

並んでいた人達は皆弾かれましたので,すぐに自分の順番が廻ってきました。
係員にパスポートとマイレージのカードを提示します。
係員はしばらく端末を操作したあと一言,「予約が入っていない」と。

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「何故だか分からないけど,発券カウンターで確認してくれ。」,そう言われました。
しかたがないので,向かい側にあった発券カウンターに向かいます。

発券カウンターでは,「ボローニャ-アムステルダム間の飛行機がオーバーブッキングしている。済まないが,ラフタンザにに乗り換えてくれ。」と言われました。

ラフタンザって何ですか。頭の中が疑問詞で一杯になりました。
すると,係員は頭の上の看板を指差します。そこにはルフトハンザのマークが。
やっと理解できました。Hを発音していないのです。
いくらイタリアでも発音を省略しないで欲しいです。

来る時がエールフランス,帰りがルフトハンザ。
確か私のチケットはKLMだったはずですよね。
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by travelsketch | 2010-07-24 09:30 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 41 旅の終わり ボローニャまでの大移動

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さて,ボローニャまでの大移動の朝です。
07:00に起きて,07:30にはホテルのチェックアウトを済ませました。
ボローニャの空港をナビにセットし,青パンダで走り始めます。

辿る経路は真っ直ぐA1を目指すのかと思いましたが,シエナ-フィレンツエを経由してからA1に入ります。
シエナまでの道は初めて通りましたが,なかなか味のある街が続き,結構ドライブを楽しめました。

しかし,A1に入ってからは,余裕は全くありません。
初日から較べれば大分車になれましたが,100km超で走りましたので一杯いっぱいです。
ちょっとだけひやりとする瞬間がありましたが,何とか到着です。

ところで懸案の給油ですが,ボローニャのインターの直前にサービスエリアがありました。無事満タンです。

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残されたイベントは車の返却だけです。
実は,車がちょっとまずい状態になっていました。
保管には十分気を使っていたつもりでしたが,一昨日の夜にコミュニティ駐車場に止めていた間に右側ドアにえくぼが出来てしまっていました。
隣の車が付けていったのでしょうね。

追加車両保険に入っていないので,Excess may apply です。
そのことを考えるととても気が重いです。

ターミナルの向の駐車棟の地下に入っていき,ユーロップカーの駐車場に止めました。
直ぐに係員がやって来て,私に訊きます。“Something happen ?”と。

私は即座に答えました。“Nothing.”と。返却の手続きはそれで終了でした。
車を良く確認もしないで,チェックインの書類を作成してくれました。

次に借りた人,ゴメンナサイ。
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by travelsketch | 2010-07-23 21:43 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 40 旅の終わり いろんな事を感じることが出来た一週間

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地元のお店でその土地の料理を楽しむという,今回の目的の最後を飾るのに相応しいお店でした。
お店を出て,ピウス二世広場に向かいます。
ヴィンサントの酔いが回って来ています。少し醒まさなければ。

すでに22:00になろうとしていますが,地元の人で賑わっています。
私も,ピッコローミニ宮の前に腰を下ろします。
陽光に溢れた昼間の広場も良かったですが,照明に浮かび上がる広場も良いものです。

独りで座っていると,この一週間のいろんなことが浮かんできます。
いろんなことを感じ,いろんな素敵なものを目の当たりにできた,とても楽しかった旅行でした。
帰りたくなくなってしまいます。

大きな思い,気持ちをこの街に置いていきます。
何年かしたらまた,それを取りにきたいと思います。

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ホテルに戻ります。明日の朝は忙しくなりそうですので,パッキングを済ませてから休むことにします。
帰りのパッキングをしている時って,悲しくなってきますよね。

出発前の成田に着いた時が一番幸せな時間だとすれば,帰りの準備をしている時が一番悲しい時間だと思います。
また来れれば良いのですが,そうなるか誰も分かりません。

ツーリスティックですが,観光客で溢れるフィレンツエ。
観光客も程ほどで,キジアーナのコンサートを楽しめたシエナ。
コルトーナのレストランからの眺望。
オルチャ渓谷の長閑で,きれいな景色。
ピエンツァの中世の雰囲気溢れる街並み。
そして,オルビエートの街の佇まいとこぎれいな街並み。

何れも,大切な,大切な思い出です。
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by travelsketch | 2010-07-22 22:17 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 39 旅の終わり  ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ 

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タリアテッレが運ばれてきました。
ソースもおいしいのですが,なんと言っても麺が最高です。
おじさんにとてもおいしいと伝えると,「おれの奥さんの手作りだ。とてもおいしいだろ。」と自慢げに話していました。

そして,いよいよビスカッテが運ばれてきました。
Tボーンステーキとも言う理由がわかった気がしました。
骨付き肉ですが,その骨がTの形をしています。

ナイフを入れてみます。思ったよりも硬くありません。
そして,香ばしい肉の香りが口腔中に広がります。そして,ほど良い歯応え。
味付けは岩塩だけですが,それだけで十分です。
肉の味を最高まで引き立ててくれます。

こんなにおいしい肉は初めてです。最後まで口飽きしないで食べ終えることが出来ました。

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単純な調理です。素材の良さと,調理の技巧がダイレクトに出来上がりに反映されます。
このお店はとてもレベルの高いお店だと思います。
それが,ミシュランには載っていません。
選定がフランス人の基準なので,このお店はそれ感覚にはそぐわないのかもしれません。
しかし,私にとってはこの旅行のベストのお店です。

ビステッカで勢いがつきましたので,デザートにヴィンサントを頼むことにします。
話には聞いていましたが,頼むのは初めてです。
ビスケット単体で食べたら美味しくないのかもしれません。
しかし,ヴィンサントに浸すことにより甘みが加わり,そして柔らかくなることによりデザートに変身します。

ただ,デザートワインとしては,コルトーナで出してくれたワインが一番でしたね。
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by travelsketch | 2010-07-21 20:52 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 38 旅の終わり 食べ,飲み,語り合う楽しみ

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昨日のお昼に車を止めた城門の外に,今日も車を止めます。
今日は20:00を廻ったところですので,時間は十分余裕があります。

ムレッロ門をくぐり,ロッセリーニ通りを歩いていきます。
途中のエノテカの前にテーブルを出して,簡単なパーティーが開かれていました。
ここのコミュニティの人達でしょうか。皆,楽しそうに歓談しています。

昨日の,Taberuna dei Beibiで開かれていたパーティーもそうですが,皆さん人生を楽しんでいることが良く分かります。

食べる楽しみ,飲む楽しみ,語り合う楽しみ。
その素晴らしさをこのここイタリアでは痛感してしまいます。
自分も,このような楽しみ方を覚えたいです。

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さて,トラットリア・ラ・フィオレッラに到着です。
昨日と同じように,優しい感じのする男性が迎えてくれました。
ほとんどのテーブルが埋まっていますので,真ん中のテーブルに通されました。

夜の照明の下の方が,このクリーム色の内装は映えますね。
とてもよい感じです。最後の夜を飾るのに,相応しい雰囲気のお店かもしれません。

メニューを読んでみます。アンティパストは飛ばして,プリモにはピチはありませんでしたので,タリアテッレを注文。
そして,最後の夜ですのでセコンドにビステッカ・アラ・フィオレンティーナを持ってくることにします。
お店の人は650gもあるけど大丈夫か,と心配してくれました。
勿論,覚悟の上です。
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by travelsketch | 2010-07-19 14:57 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 37 旅の終わり もう一度,ピエンツアへ

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疲労困憊ですので,夕食の時間まで休むことにします。
旅先での時間ですので,勿体ない気もします。
しかし,疲れが残った状態では,食事もおいしくないですし,車の運転にも支障が生じてしまいます。
楽しく,そしておいしく過ごすには,休息を十分に取り疲労をためないことが大切ですよね。

私の旅行にとってのお昼寝は,不可欠の要素です。
涼しい部屋と,思ったより寝やすいベッドが,私を待っています。
19:00頃までお休みしました。

さて,旅行最後の食事に向かいます。
どこに行こうか迷ったのですが,もう一度ピエンツァの街が見たいこともあり,昨日キッチン・クローズしていたラ・フィオレッラに向かうことにします。

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何度も通った道を,ピエンツァに向かいます。
サンクイリコ・ドルチャを過ぎた辺りまでくると,大分夕陽が傾きかけていました。
昨日同じ場所で見た景色です。
しかし,夕陽に染まっている時間帯ですので,また違った表情を見せてくれます。
とてもきれいです。

この景色,そして,フィレンツエのクーポラの風景。
この二つを見ることが出来たこの旅行は,本当に来てよかったと思いました。

そしてこの風景は,きっと一生忘れられないものになると思います。
そして,また再訪を果たしたい場所ですね。
次は刈り入れ前の,青々とした風景が見ることが出来る時期に訪れてみたいです。
5月から6月位でしょうか。
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by travelsketch | 2010-07-18 10:19 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 36 オルビエートへ 5年前と同じ

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大分時間も経ちましたので,そろそろ戻ることにします。
来た時の道を真っ直ぐ戻るのではなく,5年前にオルビエートの素晴らしさに気付いた場所に行ってみることにしました。

街をでて,SS71を少し西に向かって走ります。
ちょうど道がカーブしている場所に,5年前道を訊ねた車の修理工場を見つけました。
全然雰囲気が変わっていません。とても懐かしいです。
あの時に戻ったような錯覚に陥ってしまいます。

今日は日曜日です。修理工場は閉まっていました。
残念ながら,あの時道を教えてくれたおじさんの顔を見ることは出来ませんでした。
けれど,そこから街を振り返ると素晴らしい街の全景が広がっています。
これを見たくて,ここまでやって来たのです。

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オルビエートまでは往復200kmの行程でしたが,とても困難なドライブでした。
特に帰りは疲れていることもあり,大変でした。

明日は,ボローニャまで240km程の行程です。
A1に載るまでの距離もかなりありますので,3時間以上掛かるでしょうね。
最後の最後に大変な作業が待っています。とても明日が心配になりました。

ボローニャからは12:20のフライトですが,空港には10:30頃には到着しなければならないでしょう。
それには,モンタルチーノは7:30前には出なくてはならないでしょうね。
朝早いのが苦手な私にとって7:00前に起きることは,かなりの苦行といえます。

明日のことを考えると,せめてフィレンツエに移動した方が良かった気もします。
それだけ,今日の移動は疲れました。
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by travelsketch | 2010-07-17 10:15 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 35 オルビエートへ 翼の生えた牛の像

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ところで,ドゥオモの入り口の上には幾つかの像が並んでいました。
その中の一つが,この翼の生えた牛です。
キリスト教に関する知識は全く有りませんので,何の意味が有るのかは全然分かりません。

けれど,なんか微笑ましくなってしまいます。
宗教的な感激を増幅するための施設だと思いますが,この牛を見てしまいますと,荘厳な気分がどこかに飛んでしまいますね。

ただこの感覚,私は大好きです。
しかし,翼が生えているということは,天使の仲間に入っているのでしょうか。

牛の天使ですか。有難味が半減してしまいそうです。
牛の天使に導かれて昇天するさまは,あまり想像したくないですね。
“牛に牽かれて善光寺“なら分かりますけれど。

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オルビエートは白ワインの産地としても知られているようです。
特に喉越しすっきりの,辛口の白ワインが有名のようです。
街中には白ワインを扱っているお店が目立ちました。

また,オルビエートは古くから陶器の産地としても知られています。
いろんな陶器を,店先に並べているお店も沢山見かけました。
落ち着いた色使いで,普段使いにはちょうど良いと思います。

ワンセット購入しようかと思いましたが,持ち帰ることを考えて諦めてしまいました。
ちょっとした,オブジェクトだけでも買えばよかったです。
壁にアクセントとしてディスプレイするには良さそうな物が,いろいろありましたので。
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by travelsketch | 2010-07-15 21:59 | オルチャ渓谷旅行記2007

オルチャ渓谷旅行記2007 34 オルビエートへ  そびえ立つドゥオモ

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予想外においしい昼食に満足してお店を出ました。
ドゥオモに向かうことにします。
途中の街並みは,ピエンツァほど歴史を感じさせる建物ではありませんでした。
雰囲気はあるのですが,とてもこぎれいな建物が並んでいます。

同じ石造りの建物でも,この街の建物はここでで多く産出される凝灰岩を使っている訳です。
それゆえ,黄色を帯びた街並みが出来上がっているようです。

ライム・ストーンを使ったコッツウォルズの蜂蜜色の街や湖水地方の緑色の石を使った建物と同じで,産出する石によって,独特の色使いの街が出来上がっているのでしょうね。

ピエンツァは民話調の街並みですが,オルビエートはより洗練された街に仕上がっています。

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ドゥオモにはゼブラ模様のストライプが入っていました。
このような仕様は,あまり見かけないのではないでしょうか。

その壁面が,白い雲を浮かべた青空にとても映えています。
青空も,いつもの濃いブルーではなく,ライトブルーの爽やかな色をしています。
その中にセブラ模様のドゥオモが,すっとそびえ立っています。
今までのドゥオモとはまた,違った印象を受けました。

それに,観光客がほとんど居ません。静かなものです。
その静けさと,このドゥオモの佇まい。
とても荘厳なものを感じてしまいます。

今回の旅行では3箇所のドゥオモを訪レましたが,何れも個性的で,いずれもその場所にあった魅力的な建物でした。
その中で宗教的な気分になれるのは,このオルビエートが一番かもしれません。
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by travelsketch | 2010-07-13 21:42 | オルチャ渓谷旅行記2007