写真で綴る旅行記

カスティージャ地方旅行記2002 13 マドリッドにて プラド美術館

Museo del Prado,Madrid
b0178479_2025075.jpg


プラド美術館も膨大な蒐集品を抱えていますので,全てを見ることは不可能です。
いつもお目当ては決まっていますので,それを中心に見て回ります。

一番のお気に入りは,ゴヤの“プリンシペ・ピオの丘での銃殺”です。
最初に見た時は,絵心の無い私でさえ全体から発するメッセージで動けなくなった記憶があります。

そして,同じくゴヤの“わが子を喰うサトゥルヌス”です。
晩年のゴヤの絵から発せられるものは,強烈なものが在りますね。
黒い絵シリーズの部屋は,欠かせないです。

それと,今回はこの後バルセロナに行きますので,ベラスケスの“ラス・メニーナス”とピカソの“ラス・メニーナス”の見比べをしようと思っていました。


Museo del Prado,Madrid
b0178479_2045915.jpg


勿論そのほかにも,有名な作品が目白押しです。
ルーブルほど混んでいませんので,ゆっくりと見ることが出来ます。
美術の教科書で見かけた作品が,普通に目の前に展示してあります。
こんなに普通に展示していてよいのか,心配になってしまうくらいです。
ただしルーブルのように,分厚いガラスに囲まれた“モナリザ”は異常だとは思いますけど。

ところで,今回はマネの特設展が開催されています。
当然,主だった作品は特設ギャラリーに展示してあり,見ることが出来ません。
しかし1点だけ,“笛を吹く少年”が常設ギャラリーに展示してありました。

とても好きな作品で,これをモチーフにしたオランジュリー美術館のポスターが,自宅に飾ってあります。
その本物を見ることが出来て,とても幸運でした。


Museo del Prado,Madrid
b0178479_2034968.jpg


今日2館めの美術館ですので,美術品でお腹が一杯です。
しかし,小腹が空いてきたので,地下のカフェで簡単に昼食を済ませることにしました。

美術館のカフェは,センスある空間を作り出してある所が多くなっています。
しかし,プラド美術館のカフェはそんなところは皆無ですね。
よく言えば,薄暗い地下の空間が,歴史を感じさせる,
そういうことになるのでしょうか。
しかしわたしにとっては,薄暗い穴倉でしかないです。

しかし,毎回つい来てしまいます。
なんか落ち着くんです,この薄暗い空間が。
そして,プラドに来たことを実感させてくれます。
もしかしたら,絵画も目的ですが,この妙に落ち着く空間も楽しみにしているのかもしれません。
[PR]
by travelsketch | 2014-01-04 20:04 | カスティージャ地方旅行記 2002