イングランド旅行記2007 60 ロンドンにて 内田光子,CDにサインが欲しかったです
休憩時間中に,もう一つ驚きがありました。
内田光子が私服に着替えてからやって来て,後ろの列に座ったことです。
隣に座っている人達と楽しそうに談笑していました。
そういった姿を見ていると,すっかり現地に馴染んでいることが分かります。
そもそも外交官の娘として生まれており,12歳の頃から外国で生活しているので,抵抗感が無くなっているのでしょうね。
活躍の場を世界に求めていく。自分もその様な人生を送ってみたかったです。
能力の有る無し以上に,その様な気持ちを抱くか否か。
それが彼女と私の一番の違いなのでしょうね。
その気持ちが無ければ,何も始まりませんからね。
後半のチャイコフスキーの交響楽第4番が始まります。
これぞ交響楽といった趣の曲ですね。
生のオーケストラで聴くには最適かと思います。
オーディオのボリュームをこんなに上げて聴くことは,家の中では不可能ですからね。
楽しい時間は,あっという間に過ぎてしまいます。
何時の間にか,もう終演の時間です。
余韻を引きずりながらホワイエに出ます。
クロークからバックを受け取り,帰途に着こうとしました。
しかし,ホワイエの一角に長蛇の列が出来ています。
よくあることですが,CDの購入者相手にサイン会を開いていました。
分かっていればCDを購入していたのに。
きっと,この晩の思い出を振り返るには最適の品になっていた筈です。
失敗しました。
by travelsketch
| 2010-12-15 21:40
| イングランド旅行記2007