アンダルシア地方旅行記2002 14 コルドバ アルカサール
後悔たっぷりの気分でメスキータを後にして,アルカサールに向かいます。
ここは初めて訪れます。
開いていることを期待したのですが,やはり駄目でした。
そして,ここはメスキータよりもっと悔しかったです。
何故ならば,午前中は開いていたようです。それも,たった数分前まで。
真っ直ぐにアルカサールを目指していれば,間に合ったのかもしれません。
それを思うと,メスキータの何倍も悔しくなってきます。
ただそれでも,このドアノッカーを見れただけでも良かったです。
いろんな所でドアノッカーを見るのが楽しみですが,一番好きなノッカーです。
こんなノッカーが似合う門を持った家に住んでみたいです。
ところで,このアルカサールは,アルフォンソ11世によって改築されたものです。
そして,私にとってアルカサールと言えば,思い出すのは青池保子が描いた「アルカサール」です。
14世紀のスペインを描いた物語で,主人公はドン・ペドロことペドロ1世です。
そしてこのペドロ1世の父がアルフォンソ11世になります。
勿論,タイトルのアルカサールはセビージャのアルカサールであり,コルドバではありません。
しかし,あの物語の舞台と同じ時代,そしてとても繋がりが強い建物。
そう思ってみると,感情移入の度合いが変わってきますね。
by travelsketch
| 2009-09-18 18:34
| アンダルシア地方旅行記2002