プリンスエドワード島旅行記2002 24 ルーネンバーグ Lion Inn
宿泊先の”Lion Inn” に戻ります。
ここに滞在することが,ルーネンバーグに来た一番の目的です。
世界遺産はその次の存在です。
外観は普通の何処にでもあるB&Bです。
実際,宿泊だけですと,僅か1室$80です。
何が素晴らしいのか。
それはここのダイニングで提供されるラック・オブ・ラムです。
今回利用していたガイドブックはFodor'sです。
それには,Fodor's Choise として,ノヴァ・スコシア州唯一のDiningとして掲載されています。
そして,北米でTop five に入る美味しさと記述してあります。
長距離ドライブで疲れたので,夕食まで一休みです。
体調を整えて,夕食に臨みます。
さていよいよ楽しみの時間の始まりです。
初めは野菜のスープです。
これは,美味しいというより,体が欲している,そう思わせるスープです。
体にスープが沁み込んでいく,そう思えてしまいます。
これまでの長旅の疲れが吹き飛んでしまうようです。
ちょっと時間が開いて,ラック・オブ・ラムの登場です。
とても香ばしい薫り漂ってきます。
よく言われるのですが,表面は香ばしくカリカリに,けど中身はジューシー。
まさしくそれです。
そして,とても濃い肉の味。
これ以上のラック・オブ・ラムにはお目にかかったことがありません。
唯一,今年訪れたジョエル・パルマーがそれに近いものがありました。
それなりの数の3つ星,2つ星,1つ星を訪れています,
しかし,これを越える味にはお目にかかったことがありません。
強く心に残る味です。
いつか再訪を果たしてみたいお店です。
by travelsketch
| 2009-08-28 23:36
| プリンスエドワード島旅行記2002