香港旅行記2008 38 尖沙咀 欣圖軒 花膠燉響螺(魚の浮き袋と法螺貝のスープ)
二皿目は,花膠燉響螺(魚の浮き袋と法螺貝のスープ)です。
魚の浮き袋は,4年前の大喜慶でお試し済みです。
少々洗練の度合いが足りない気はしましたが,とても美味しかったことを覚えています。
その食材を,この欣圖軒がどのように仕上げているのか,楽しみな一品です。
運ばれて来た時は,冬瓜のスープのような豪華な容器ではありませんでした。
地味な,壷のような容器に入っています。
それが器に盛られた途端,辺りに美味しそうな香が漂います。
蓮華で口に運びます。
香も良いですが,このスープの濃くといったら。
何と言い表せばよいのか。アミノ酸の美味しさの塊のようです。
澄んだスープなのに,とても濃く感じられます。
舌に美味しさが絡まってきます。
この旅行で一番美味しいと感じた料理です。
欣圖軒の上湯が成せる技なのでしょうか。
これを味わうことができた,それだけでも香港に来た甲斐があったと言うものです。
by travelsketch
| 2009-07-12 15:10
| 香港旅行記2008